長男がお世話になりましたのは、高校2年の秋から卒業までの1年半でした。岡山県から引っ越して来て、当初は別の私立高校に通っていたのですが、クラスに馴染めないまま休みがちの毎日でした。そんなとき当校の存在を知り、先生方の温かい教育方針に感銘して転入させることに決めました。体育の野外活動や丁寧な個人指導など、単位を取得しやすい工夫がされていて、同級生とも仲良くなり楽しく通学するようになりました。単身赴任のため月に2回しか帰宅できない私も、ようやく安心できるようになりました。
それでも、3年生になり進路が決まるまでは先生方には何度も御相談し、御心配もおかけしました。当初志望の地元文科系学部から、関西のデザイン系学部に変更し、神戸の大学に合格することができました。そして、感激の卒業式。父母だけでなく先生方も目を潤ませておられたのは、生徒一人ひとりと真剣に向き合っていただいた証拠です。このように、心配していた卒業と進学の夢が叶いましたのも、当校と先生方のお陰だと深く感謝しています。
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